2019/08

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JUGEMテーマ:旅行

「フィンランドのくらしとデザイン ムーミンが住む森の生活」
を兵庫県立美術館で見た。

ひとこと期待外れ。

導入は、アクセリ=ガレン・カレラ、カレワラ、エリエル・サーリネンなど。
ここまでは、あまり紹介されることの少なかった、
20世紀初頭までのフィンランドについて知ることができてよかった。

ここまでがピーク。

次の部屋は、ムーミン。
展示されているのは原画と書籍だけ。
もっとトーベ・ヤンソンの創作の背景などを知りたかった。
あと、タイトルにムーミンと謳ってある分、子どもを連れて来る人も多いと思うので、
せめてムービーを流すなど、子どもも楽しめる工夫もほしい。

隣はフィンランドのモダンデザイン。
まずはアルヴァ・アアルト。
家具と照明が並んでいるだけ。
アアルトは家具やプロダクトのデザイナーである前に建築家。
サーリネンの建築はしっかり紹介しているのに、アアルトについてはなし。
なぜだろう……?

アアルト同様に大きく紹介されていたのが、カイ・フランク。
キルタやティーマなどを単に紹介するのではなく、
もっと背景やその後のデザイナーに与えた影響などを言及してほしい。

マリメッコにしても同じ。
布を吊るすのならば、たとえば、マリメッコの草創期を支えた、
マイヤ・イソラとヴォッコ・ヌルメスニエミを比較するなど、見せ方はあったはず。
とても安易に感じた。

出口付近には、実際に座れる椅子の展示。
これはいい試みだと思うけど、数が少ない。
イルマリ・タピオヴァーラやエーロ・アールニオなど、
アアルトとは異なる個性を持つデザイナーの椅子も置いたらいいのに。

出口を出たところの特設ミュージアムショップは、ものすごい盛り上がり。
来場者も多かったし、美術館としては上出来なんだろうな。

図録の出来はよさそうなので、これなら図録だけ買えばよかった……。



写真は、デンマーク・コペンハーゲンのデンマーク・デザイン・センターで開催された、
「エーロ・アールニオ展」の様子。自由に触れて、座ることができる。
「ポニーチェア」に座り、何やら話しこむ女性……(笑)。





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