先日、マーク・ニューソンのDVDを見た。
宝石デザイナーからキャリアをスタートし、今や服、靴などから、車、飛行機までデザインするデザイナー、マーク・ニューソン。
ロッキードラウンジに代表される家具や、僕自身が使っている携帯電話「talby」くらいしか、よくわかっていなかった僕にとって、彼の仕事の幅広さを知ることができたのは貴重だった。
彼のデザインの特徴をひと言で表現するのは難しい。どれもがチープな表現になってしまいそうだからだ。有機的で、ポップで・・・どの言葉もしっくりこない。
あえて、言うならばどこかスペーシーということだろうか。
その背景には、彼がキューブリック、その中でも「2001年宇宙の旅」が好きだということや、彼が飛行機や宇宙に対する強い憧れを抱いていることが関係しているのかもしれない。
今回、DVDを見て思ったこと。それは、デザインについて語るときには、そのデザイナーのことをもっと知っておくべきということ。当たり前のことなんだが、改めて再認識させられた。
以下に、彼の代表作を列記しておきます。
<FURNITURE>
Embryo Chair 1988 / Idee
<EDITIONS>
Lockheed Lounge 1986-88 / Pod (上の写真)
Olympic Lighting Event 2000 / Sydney Opera House Lockheed Lounge
<TIMEPIECES>
Hemipode Watch 1996 / Ikepod Watch Co.
<INTERIORS>
Coast Restaurant (London) 1995
Pod Bar (Tokyo) 1989
Lever House Restaurant (NYC) 2003
<VEHICLES>
O21C Concept Car 1999 / Ford Motor Company
Dassault Falcon 900B 1998
Kelvin40 Concept Jet 2004 / Fondation Cartier
さらに、興味を持たれた方は、ウェブサイトにアクセスされてみてはいかが?
DVDも、デザイン好き、マーク・ニューソン好きには必見ですよ。
マーク・ニューソン