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JUGEMテーマ:旅行

「フィンランドのくらしとデザイン ムーミンが住む森の生活」
を兵庫県立美術館で見た。

ひとこと期待外れ。

導入は、アクセリ=ガレン・カレラ、カレワラ、エリエル・サーリネンなど。
ここまでは、あまり紹介されることの少なかった、
20世紀初頭までのフィンランドについて知ることができてよかった。

ここまでがピーク。

次の部屋は、ムーミン。
展示されているのは原画と書籍だけ。
もっとトーベ・ヤンソンの創作の背景などを知りたかった。
あと、タイトルにムーミンと謳ってある分、子どもを連れて来る人も多いと思うので、
せめてムービーを流すなど、子どもも楽しめる工夫もほしい。

隣はフィンランドのモダンデザイン。
まずはアルヴァ・アアルト。
家具と照明が並んでいるだけ。
アアルトは家具やプロダクトのデザイナーである前に建築家。
サーリネンの建築はしっかり紹介しているのに、アアルトについてはなし。
なぜだろう……?

アアルト同様に大きく紹介されていたのが、カイ・フランク。
キルタやティーマなどを単に紹介するのではなく、
もっと背景やその後のデザイナーに与えた影響などを言及してほしい。

マリメッコにしても同じ。
布を吊るすのならば、たとえば、マリメッコの草創期を支えた、
マイヤ・イソラとヴォッコ・ヌルメスニエミを比較するなど、見せ方はあったはず。
とても安易に感じた。

出口付近には、実際に座れる椅子の展示。
これはいい試みだと思うけど、数が少ない。
イルマリ・タピオヴァーラやエーロ・アールニオなど、
アアルトとは異なる個性を持つデザイナーの椅子も置いたらいいのに。

出口を出たところの特設ミュージアムショップは、ものすごい盛り上がり。
来場者も多かったし、美術館としては上出来なんだろうな。

図録の出来はよさそうなので、これなら図録だけ買えばよかった……。



写真は、デンマーク・コペンハーゲンのデンマーク・デザイン・センターで開催された、
「エーロ・アールニオ展」の様子。自由に触れて、座ることができる。
「ポニーチェア」に座り、何やら話しこむ女性……(笑)。





JUGEMテーマ:旅行

スウェーデンのグラフィックデザインの巨匠、
オーレ・エクセルのイラストたちがムービーとなって動き出す……。
『Olle Eksell in Motion(オーレ・エクセル イン モーション)』が、1月16日より発売。



http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-DVD/dp/B00AQMB6AU

代表作には、フィンランドのチョコレートメーカー・マゼッティ(現ファッツェル)のロゴ「ココアアイズ」、
そのマゼッティなどでの経験をもとに、デザインが経済効果を高められることを示した名著『デザイン=エコノミ』などがあります。

ぼくも個人的に大好きなデザイナーで、自著『北欧デザインの巨人たち あしあとをたどって。』で、
取材をさせていただきました。

http://www.amazon.co.jp/%E5%8C%97%E6%AC%A7%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%B7%A8%E4%BA%BA%E3%81%9F%E3%81%A1-%E3%81%82%E3%81%97%E3%81%82%E3%81%A8%E3%82%92%E3%81%9F%E3%81%A9%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%80%82-%E8%90%A9%E5%8E%9F-%E5%81%A5%E5%A4%AA%E9%83%8E/dp/4861007380/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1357779896&sr=1-1

まあ、それよりなにより、美しいイラストとメロディーが流れるムービーです。
ほんとうにおすすめです。

*ブックレットにコメントを寄せさせていただきました。



12月14日発売の雑誌『TRANSIT』の特集は、北欧。
歴史、文化、自然、教育、デザインなど、北欧のライフスタイルを多面的に紹介しています。

今回、P.100-101の写真の提供と、
P.102-103のインタビューでご協力をさせていただきました。

いつもは取材する側ですが、今回はされる側。
僕が思う北欧デザインについて、自由にお話しさせていただきました。

ぜひ一度、ご覧ください。

贔屓目なしで、近年で一番読みごたえのある北欧特集だと思います。

http://transit.ne.jp/contents/magazine/transit19.php


この秋、大阪・なんばのなんばパークスにあるカルチャーセンター「産経学園」で、
「北欧デザインとインテリア」の講座を開講することになりました。

日程と内容は以下の予定です。

2012/10/28
・北欧の概略について
・北欧に暮らすということについて(留学の話など)
・北欧のライフスタイルについて

2012/11/25
・北欧のインテリア、デザイナーについて
(家具、照明器具、テキスタイルなど)

2013/01/27
・ショールーム見学予定

2013/02/24
・北欧のうつわ、雑貨について・北欧のおすすめショップの紹介

2013/03/24
・北欧の公共のデザイン
・北欧の旅のヒント

詳細はこちらまで。

ご興味のある方はぜひ。
よろしくお願いします。






10月15日(土)、高知県のインテリアショップ「アトラクトラルゴ」にて、
北欧デザインのトークショーを行います。

【概要】
北欧デザインの巨人たち
あしあとをたどって。
萩原健太郎 講演会
●開催日/10月15日(土)
●時間/open 17:30/start 18:00
●料金/1000円(この日だけの北欧ケーキ+1ドリンク付)
●予約制(限定50名)
http://www.attract-em.com/largo/event/36.html


10月13日(木)〜25日(火)の期間は、上記のトークショー以外にも、
「iittala cafe」「コンサート」「フラワーアレンジメント教室」など、
さまざまなイベントが開催されます。

ぜひ、遊びに来てください!



僕と北欧家具t.a.l.o.オーナーがナビゲ​ートする北欧ツアーの募集が開始されました!

フリッツハンセン、ベルビュービーチ、アアルト邸、エリック・ブ​リュグマンの教会、アラビアなどをめぐったり……
北欧家具t.a.l.o.オーナーの山口太郎さんがとっておきのヴィンテ​ージショップを教えてくれ、アドバイスまでいただけたり……
内容盛りだくさんです。

出発は10月30日(日)。9月初旬には、ツアー説明会および僕と山口太郎さんによる、北欧​デザインのレクチャーも予定。こちらは無料なので、お気軽にお越​しください。

詳細はこちらから。

みなさまのご参加を楽しみにしております!

今日8月1日は、IKEAの新カタログが全世界に向けて配布が開始される日。
日本だけでも900万部発行されるそうだ。
ちなみに、IKEA JAPANは語呂に合わせて、8月1日を「やっぱり家の日」と制定している。

これに先駆け、7月28日、京都・東寺で開催されたプレスカンファレンスについてレポートしたい。

東寺で精進料理をいただき、新CEOによるビジネス戦略の説明からスタート。
特に目新しいニュースはなかったが、2015年までに、福岡、東京・立川に出店を予定しているそうだ。

続いて、3畳エキシビション。
スウェーデンからふたりの女性デザイナーを招いて、3畳という限られた空間をIKEAのプロダクトでいかに有効的に、魅力的に変身させるか、という試みだ。

ここで僕は勘違いし、「3畳の部屋」を利休の茶室のようなイメージを持ってしまったのだが、このエキシビションではそれに限らず、たとえば大きなリビングの一角などの有効活用までを含む、という風に解釈した方がいいだろう。

全部で12例。それぞれに見て行こう。







以上は、いずれも部屋の一角で、という提案であれば、悪くないと思う。





これはちょっと無理があるかな……




子ども部屋の提案は、さすがに上手。
3畳というスペースの一番の有効活用といえるのでは。




北欧の住宅によく見られる「サニールーム」風。
リビングの延長として考えたり、屋根のあるデッキなどに。




内容にもよるが、3畳を趣味の部屋として活用するのも面白い。




今回の12の部屋をコーディネートしたIKEAのふたりのデザイナー。




ちょっとしんどい。




あくまでも、3畳あればIKEAのキッチンは十分入ります、という例。




個人的にはこの部屋が好き。さすがはIKEA。




モノが多すぎる、トゥーマッチなイメージ。


いろいろ書いたけど、IKEAのエキシビションは、いつも工夫を凝らしていて、見る者にサプライズと暮らしの有効なヒントを与えてくれる。

今回も大変楽しませてもらいました。
できたら、一室でもいいから、東寺の中に展示してほしかったなあ……。


ご報告が遅れましたが、7月2日(土)のトークショー、オークションは、
大盛況のうちに終えることができました。
主催者によると、40名の定員を大幅に超える65名の方に来ていただけたとか。
おいでいただいた方、ほんとうにありがとうございました!
http://www.a-m-u.jp/event/2011/07/Nordic-Design.html

個人的には、もっとフリートークっぽく話せたら、という風に思いましたが、
アンケートを拝見すると、みなさま好意的に書いていただいていたので、よかったです。
また、こういう機会を設けたい、と思っています。

まだ詳細は未定なのですが、
今秋、著書『北欧デザインの巨人たち あしあとをたどって。』をテーマにした、
ツアーを予定しています。
僕と北欧家具t.a.l.o.オーナーの山口太郎さんがアテンドさせていただきます。
一緒に北欧デザインの巨匠のあしあとをたどったり、
ヴィンテージの買い付けに出かけませんか?
太郎さんと一緒なので、買った家具を日本にコンテナで運ぶこともできますよ!
詳しいことがわかれば、またご報告します。





7月1日(金)、2日(土)の2日間、東京・恵比寿のギャラリーにて、『北欧デザインの巨人たち あしあとをたどって。』の出版を記念したイベントが開催されます。

2日(土)は、写真家の永禮賢さん、北欧家具t.a.l.o.オーナーの山口太郎さんとともに、トークショーを行います。また、トークショーの後は、北欧家具t.a.l.o.主催のオークションが開催されます。

詳細はこちらから。

北欧デザインを体感できる2日間です。
ぜひ、お越しください。


1年以上、ブログを放置してしまいました。
おひさしぶりです。

先日、ウェブサイトを本格的にリニューアルしたので、少しずつでもブログを再開できたら、と思います。

さて、今月24日に、4冊目となる本『北欧デザインの巨人たち あしあとをたどって。』を出版しました。

昨年の秋に約3週間、デンマーク、スウェーデン、フィンランドを旅しました。
そこで、アルネ・ヤコブセン、E.G.アスプルンド、アルヴァ・アアルトの建築を訪れたり、
彼らをよく知る人たちに巨匠の人となりを聞いたり、
故オーレ・エクセルの奥様のルーセルさんにお話をうかがったり、
マリメッコ、アラビアなどでご活躍の石本藤雄さんのアトリエにお邪魔したりしてきました。

また、一緒に旅をした、北欧家具のヴィンテージショップ、「北欧家具t.a.l.o.」のオーナーの買い付けにも同行し、目利きから、実際に日本へ運ぶまでのすべてを見せてもらいました。

それらが凝縮された一冊です。

写真は、『birds of silence』『mind encode』などの写真集で知られる永禮賢さん。
北欧の秋を美しく、切り取っていただきました。

ぜひ、書店などでお手にとっていただけましたら、幸いです。